今日も今日とて、薬局薬剤師。
患者さんの待ち時間問題について、今日はもう見過ごせなかったので書くよ
薬局の目の前にあるクリニック
今日は土曜日、しかも年末
確実に混むことが分かりきった日
案の定、朝から処方箋がバンバン飛んでくる
最終的な患者数は、普段の約1.5倍
ところが不思議なことに、
最後の患者さんが来局した時間は、いつもと同じ
あれ?
これっておかしくない??
1.5倍診て、終了時間が同じ
ということは、結論はひとつ
普段、手を抜いている
いや、「調整している」と言えば聞こえはいいのかもしれない
でも患者さん目線で見れば、ただただ無駄に待たされているだけ
普段の流れはこう
診察開始から30分、なぜか誰も来ない
その後ポツポツ
11時になった頃に急に本気を出す
12時過ぎると再び失速
ダラダラ続けて13時前後で終了
この「緩急自在の診察」、もはや職人芸
一方、今日はどうだったか
朝イチから最後までノンストップ
ペースが落ちない
止まらない
出来るじゃないか
つまり、
混んでるから出来た
普段はやらないだけ
「今日は混んでるから、診察ペース上げます」
これ、言い換えると
「普段は上げません」と宣言しているのと同じ
誰の都合が一番優先されているか、考えるまでもない
薬局ではそんな“気分次第の仕事”は通用しない
混んでいようが、暇であろうが、
やることは同じ
暇だからゆっくり?
混んだから急ぐ?
そんな自由度、羨ましい限りです
「診察や検査があるから、待ち時間は仕方ない」
はいはい、今日でその言い訳は破綻
だって今日、
同じ診察・同じ検査で、
ちゃんと回ってましたから
結局のところ、
患者さんの待ち時間は
医療の限界ではなく、運用の問題
そしてそのツケを払わされるのは、
いつも何も言わない患者さん
年末
忙しいからこそ見えてしまった、
医療現場の“やれば出来るのにやらない問題”
明日も今日とて薬局薬剤師
きっとまた、同じことを思うのだろう


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