派遣薬剤師として成功するための7つの心得

こんにちは。

ちょっとだけ、私の経験をお話しさせてくださいね。

私は約4年間、派遣薬剤師としていくつもの薬局で働いていました。

大学病院前の超忙しい薬局から、僻地のひっそりとした薬局、調剤併設ドラッグストア、医療モールの中の店舗まで、本当にさまざまな場所で働いてきました。

最初は不安もありました。

でも、いろんな現場を経験して、自分のスキルも視野も大きく広がりました。

そして今、心から「やってよかった」と思っています。

今回は、これから派遣薬剤師として歩み始めるあなたに向けて、成功のための「7つの心得」をお伝えします。

ちょっとしたコツや考え方で、派遣薬剤師の働き方は、ぐんと快適になりますよ。

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この記事を書いた人
みず

・薬剤師歴20年以上のおじさん
・中小薬局で100人以上の薬剤師と面接経験(人事にて採用担当)
・50薬局200人以上の薬剤師と業務経験あり

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派遣薬剤師が最初にやるべきことは「早く動きを覚える」こと

まず最初に大事なのは、とにかく薬局内の「流れ」を早めに把握することです。

派遣薬剤師に求められているのは、即戦力です。

レセコン、薬歴、分包機、薬の配置、備品の場所――これらを早く覚えて、すぐに動けるようになっておくことがとても大切です。

一度教えてもらったことは、メモを取って二度と聞かなくて済むようにしておきましょう。(これめっちゃ大事)

その姿勢だけでも「この人、できるな」と信頼されやすくなりますよ。

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人間関係は“近づきすぎず、嫌われない”距離感を

派遣の期間はたいてい短期です。

3ヶ月、半年、あるいは1ヶ月更新なんてこともあります。

だから、無理に仲良くなろうとする必要はありません。

大事なのは「嫌われないこと」、そして「感じよくいること」。

笑顔で淡々と仕事をこなす、これが一番のコツです。

人手不足でピリピリした空気の薬局こそ、あなたの穏やかな対応が空気を和らげてくれます。

薬局の改善点は、原則「指摘しない」こと

これは本当に大事なこと。

どれだけあなたが経験豊富で、良いアイデアを持っていても、改善提案はぐっとこらえましょう。

なぜなら、人は自分のやり方を否定されたと感じると、反発してしまうものだから。

あなたのアドバイスは正しくても、受け取る側が傷ついてしまっては意味がありません。

どうしても伝えたいことがあるときは、派遣の最終日に「ふと思ったんですけど…」と、そっと一言添えるくらいがちょうどいいんです。

仲良くするより「気持ちよく働く」ことを優先

全員と仲良くしようとすると、心が疲れてしまいます。

でも、機嫌よく働いていると、自然と話しかけられたり、いい雰囲気が生まれたりします。

合う人がいれば、その縁は大切に。

でも、無理をして合わせにいかなくていいんですよ。

自分の仕事に集中する

派遣先では、「余計なことはしない」のが基本です。

もしあなたが「もっとこうしたらいいのに」と思っても、それは“お節介”になってしまう可能性もあります。

時間があれば、「何かお手伝いしましょうか?」と控えめに尋ねるのが◎。

求められている役割をしっかりこなす――それが一番信頼される方法です。

派遣薬剤師の現場は“基本的に大変”という前提で

そもそも、派遣薬剤師を必要としている薬局には“理由”があります。

人が集まらない、忙しい、交通アクセスが悪い、など。

だから、派遣の現場は心身ともにきついことが多いです。

でも、それに見合うだけの時給や経験が得られるのも事実。

「覚悟して入る」ことが、心の余裕にもつながります。

それでも、派遣薬剤師は「やりがいのある働き方」

派遣薬剤師という働き方は、自由度が高く、報酬も高く、経験も積めます。

でもそれは、自分のスキルと人間力をしっかりと活かせる人にこそ、向いている働き方でもあります。

「誰かの役に立ちたい」

「新しい環境にチャレンジしたい」

「でも、無理なく働きたい」

そんなあなたに、派遣薬剤師はとても合っているかもしれません。

あなたのペースで、あなたらしく

派遣薬剤師として働くという選択は、自分らしい働き方を見つける一つの道です。

これから踏み出すあなたが、楽しく、そして気持ちよく働けますように。

どんな現場でも、あなたがあなたらしく輝けることを、心から願っています。

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