薬局の人間関係がしんどい薬剤師のたった一つの解決方法

仕事

薬局薬剤師で人間関係に悩んでいる人は、多いのではないでしょうか?

薬局の仕事は、「狭い」「少人数」「忙しい」「神経を使いストレスが多いという人間関係を悪化させる要素がいっぱいの職場です。

SNSでも多くのコメントで薬局の薬剤師や事務員への愚痴や不満が書かれていますよね。

多くの人が困っている薬局の人間関係は、どうやって解決すれば良いのでしょうか?

ネットで検索すると「人間関係の悩みは、上司や同僚に相談しましょう」などと書かれています。

このような、薬局の現場を知らない人が適当に書いたものが多いですよね。

誰かに相談して解決するなら苦労しません。

そんな簡単な話ではないのです。

ではどうすれば解決出来るのでしょうか?

その答えはたった1つしかありません。

それは、

自分が変わるです。

これ以外に解決方法はありません。

なぜなら他人を思うように変えることは不可能だから。

私は50以上の薬局で200人以上の薬剤師と働いてきました。

100人以上の薬剤師を面接採用し、薬局でどのような人間関係を作るのか見ています。

また、スタッフ同士のトラブル解決に何回も関わってきました。

机上の空論ではなく、私自身が経験したからこそベストな解決方法をお伝え出来るのです。

薬局の人間関係トラブルを解決する上で必要なことは次の通りです。

  • 人間関係のトラブルを起こす人は、人格に問題があり直しようがない
  • そういった人と仕事するのは自分が変わるしかない
  • 無駄なエネルギーを使わないようにする
  • なるべくストレスを受けないようにする

「自分が変わる」について、いくつか具体的な方法をお話します。

これらの中で、自分に合った解決方法を探してください。

そもそもピリピリしやすい薬局の中に、トラブルを起こす人が1人でも居ることは非常に大きな問題です。

あなたには非が無いのに、周りも助けてくれない。

そんなツライ環境で働いているあなたのために、この記事を書きました。

この記事を書いた人
みず

・薬剤師歴20年以上のおじさん
・法人経営
・中小薬局で100人以上の薬剤師と面接経験(人事にて採用担当)
・50薬局200人以上の薬剤師と業務経験あり

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自分が変わって人間関係を改善する(気にしないVer)

一番手っ取り早く人間関係を良くするのは、その人を気にしないことです。

別の言い方をすると相手にしないことです。

何度も言うように他人は自分の思うように変わってはくれません。

「もっと優しくなってくれたらなぁ」とか

「イライラしないで気持ちよく働いてくれないかなぁ」なんて期待しても無駄です。

相手の人は何も困っていないので、行動を起こすことはありません。

本人が自分を変えようと思っていないのに、あなたの希望するような人に変身することはあり得ません。

行動を起こすのはあなたです。

あなたが変わるしかないのです。

不機嫌そうにイライラしている面倒くさい人いますよね。

そういう人とは最低限の仕事の話だけして、あとは無視

物理的にも精神的にも距離を置いて、関わりをなるべく薄くしましょう。

「でも、仕事仲間だから関わらないと言っても限界がありますが・・」という気持ちは分かります。

確かにそうですが、仕事仲間の関係は仕事がなければ成り立ちません。

すなわち、異動したり転職したら、もう関わることはありません。

私も20年以上薬剤師をしてきて、仕事のフィールドをいくつも変えてきましたが、以前一緒に仕事してきた人と関わることはほぼゼロです。

今目の前にいる、面倒くさい上司や部下は、いずれあなたの前から居なくなる可能性が少なくない。

もし居なくならないとしても、家族のように一生付き合うことは無いでしょう。

親切でまともな人ならともかく、あなたを嫌な気分にさせるような人に神経を使うこと自体を止めるのです!

その人に自分の大事なエネルギーを与える必要がありますか?

心の中で「なんなんだ!お前は!!絶対お前なんかに私の大事な人生の時間を1秒たりとも使わない!」

という強い気持ちでいることです。

しかし、どうしてもイヤな奴のことを意識してしまうのは分かりますよ。

人間はストレスを解消したいという意識が強いので、関係が良好の人よりも悪い人ほど気になってしまうのは当然です。

しかし、脳は同時に2つ以上のことを考えられないという特性があります。

そんな嫌な奴のことなんて、頭の中から追い出してしまえば良いのです。

仕事に集中しながら、脳は楽しいことを考えるのです。

具体的には、自分の好きな音楽を頭の中で口ずさんだり、可愛いニャンコやワンコのことを考えたり。

今晩食べる美味しい夕食のことを考えたり、楽しみにしている休みの予定を考えるのです。

頭の中で何を考えても本人の自由ですからね。

嫌な上司や部下が近くに居ても、頭の中から完全に追い出してしまうのです。

「仕事しながらそんなこと出来るかな?」と思うかもしれませんが、慣れれば出来ます。

仕事はちゃんとしながら、頭の中は楽しい妄想でパラダイスにしましょう!

少しくらい変な奴がいても全く気にならなくなります。

自分が変わって薬局の人間関係改善(存在価値を高めるVer)

人間関係を改善する方法は、自分が変わることです。

前述したように嫌な相手を気にしない自分になる。

これも1つの自分の変え方ですが、もう一つあります。

ちょっと手がかかりますが、どこの職場に行っても通用する方法です。

私はこの方法を使うことで、どこの薬局でも大切にされて薬局を離れる時は皆から残念がられてきました。

自慢しているようですが、あなたもマスターすれば私と同じように薬局にいて欲しい存在になれます。

そうなると、あなたに居て欲しいと皆が思いますので、なるべく嫌な思いをさせたくないと周りの人が接してくれます。

あなたを大事にする人が増えれば、自然と薬局内の人間関係は良くなります。

具体的な方法は、以下の3つです。

  • 機嫌を良くする
  • 笑顔でいる
  • 不平不満、愚痴泣き言、悪口を言わない

この3つをマスターすることで、劇的にあなたの存在は光り輝きます。

こんなこと?!と拍子抜けしたと思います。

しかし、これは本当に効果的です!

私が様々な薬局で実証しています。

余談ですが、私はこの3つを徹底的に実践して、中小薬局の役員に出世して年収1200万円になりました。

年収1000万円を達成した私の働き方はこちら【薬局薬剤師】年収1000万円になった私の働き方と会社の選び方

人間関係のみならず、経営陣からも認められる強力な方法です。

この3つの方法は、なぜそんなに効果的なのか?

理由は職場の仕事仲間を圧倒的に安心させて、気持ち良くさせるからです。

仕事中はどうしても神経を使うし、時間に拘束されているので皆テンションは低いです。

だからこそ、様々な職場の人間トラブルが起きるわけですが、そんなストレスの大きい場所にオアシスみたいな人がいたらどうでしょう。

とっても助かりますよね。

周りがピリピリイライラしている中で、あなたが機嫌良くニコニコしているだけで、どれだけ助けられることでしょうか?

私が派遣薬剤師をしていた時、とっても忙しくて人間関係が最悪の薬局ばかりに行きました。

しかし、この3つの方法を徹底的に行うことで、どこの薬局に行っても非常に大切にされて薬局を離れる時はどこでも残念がられましたよ。

攻撃は最大の防御なり!

いつも機嫌よく、笑顔で、不平不満、悪口、愚痴泣き言を言わない人ってあんまりいません。

非常に希少価値のあるダイヤモンドのような人です。

これをマスターしてみましょう。

職場の人間関係を良くするには、自分が無敵になることです。

職場を変えて薬局の人間関係を変える

薬局にどうしても合わない人がいる。

いくつか関係の改善を試みたが、まったく良くならない。

これはダメだな~と希望が持てない時は、薬局を離れるしかないですね。

そもそも、まともな社会人であれば職場での最低限のマナーを守って働くのが当たり前です。

あなたに不快な思いをさせ続ける人は、あきらかに普通ではない。

そんな異常な人と一緒にいること自体が人生における損失となります。

少しくらい変わっていたり、ちょっと癖があるな、くらいの人であれば今まで話してきた方法で対処できます。

しかし、常識から逸脱した人にどんな対策を取っても無駄です。さっさと離れてしまった方が賢いです。

異動が可能な薬局があれば、上の人に事情を話して異動させてもらいましょう。

もし、会社が異動をさせてくれず何の対策も取ってくれないのであれば、転職ですね。

今の薬局に固執する必要は一切ありません。いくらでも、あなたが働けるもっと良い薬局はありますから。

何も心配せずに薬局を飛び出しましょう!

まとめ

50以上の薬局で200人以上の薬剤師と仕事をしてきました。

薬剤師でも事務員さんも、非常に変わった人がある程度の確率で存在します。

10人いれば2人は人間関係でトラブルを起こしますね。

学生の頃は、そんなに変な人はいなかったけど・・と思いますよね。

それだけ仕事は人間を変えてしまうということです。

仕事をしているだけで、仕事の圧に負けて嫌な人間に変身してしまう。

そんな人が一定数いるのは事実です。

学生の頃は普通でも、仕事に就いたらイライラして八つ当たりするような人間もいます。

そういう人は、自分勝手で他人のことを気遣うような人間ではないので、まともに相手をするのは無駄です。

あなたは自分のことだけを考えていれば良いのです。

もちろん、まともで優しい仕事仲間は大切にしてくださいね。

お互いに助け合って仕事をすることは、とても大切です。

今回私がお話したことは、あくまでも人間関係のトラブルに巻き込まれた時の考え方です。

とにかく自分を大切にしてください。

我慢することは一切ありません。

あなたは自分を犠牲にしてまで、薬局に尽くす必要はまったくありませんからね。

精神的にひどくて耐えられない時は、上司に相談して10日でも2週間でも有休を使って休むことも必要です。

とにかく自分を大切に守ってあげてください。

ちょっと工夫したり、考え方や見方を変えるだけであなたの薬局人生はバラ色に光り輝くでしょう。

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